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糸満南小学校・幼稚園の改築問題に関し、潮地区への移転改築を主張する糸満市に対し、移転か否かの審議に全くPTAや地域住民が参加しておらず、改築問題の議論を中立委員を含む第三者委員会にて早急に議論するべきと糸満南PTAおよび糸満南サポータークラブは主張してきました。
5月の糸満市臨時議会において、糸満市は移転の決議を再度議会に求めたが、新聞報道によると半数以上の議員が「市教委と同クラブ議論や、議会としての審議が不十分であり、判断できない。」とし、移転に関する議案は審議未了となり、廃案となりました。その結果、議案を再提案するか、市長による専決処分で移転を強行するかは、市長の判断に委ねられることになったのです。
しかし、臨時議会で廃案になったその10日後の5月22日に、なんと西平市長は潮地区への移転を専決処分してしまったのです。
糸満市が主張していた5月がタイムリミットという説明は沖縄県教育庁の説明や、内閣府職員からの指摘により根拠は無くなっており、また市教委と文書による問題点の整理が継続中であり、さらに、十分な審議が行われていないと糸満市議会でさえ結論が出せなかった問題であり、マスコミ報道でも双方の意見を十分に斟酌したうえで、「市教委は結論を急がずに再度、糸満南小学校の改築について住民や同クラブと話し合う機会を持つ必要がある。(5月11日琉球新報朝刊)」との指摘をしているにも拘わらず、西平市長は専決処分したのです。
先に行われた糸満市長選挙において、西平市長は市民の意見を十分に聞いていくとの公約を掲げていたのではないでしょうか。
今後は専決処分の取り消しを求めて行くことも含めて、IMSCとしてはPTAとも協議しながら今後の対策を立てていくことになります。
皆様のご意見をお寄せいただきたいと思います。
http://www6.ocn.ne.jp/~ksrmc/itoman_m_s_c/i-msc_index.html
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